凛とした強さと、相手を思う優しさ。求職者と企業の架け橋として歩む
「夢を愛してください」そんな言葉を大切にしているタインさん。凛とした強さと、相手を思う深い優しさを併せ持つ人柄が印象的でした。そんなタインさんに、これまでの歩みや、入社したきっかけ、日々の仕事を支える価値観について伺いました。
ーご自身が大切にしている言葉を教えてください。
私が好きなベトナムのアイドルの言葉で「夢を愛してください」です。この言葉には、たとえ夢が叶わなかったとしても、自分の夢も、自分自身も受け入れて愛するというメッセージが込められていると思います。夢を愛しているからこそ、その夢のために頑張ろうというモチベーションが生まれると感じています。
ー日本に来ようと思ったきっかけを教えてください。
きっかけは、大学での学びでした。日本の文化や社会、文学の授業を受けるうちに、技術やサービスが発達していると評判の日本を、いつか自分の目で確かめたいと思うようになったんです。
卒業後は、日本語講座を提供する会社で、2年ほど法人営業として働きました。それでも日本に行きたいという気持ちは変わらず、「絶対に行きたい」と思っていました。
富士山や京都など、映像で見た観光地への憧れもありました。来日してからは、上高地をはじめ、郊外の自然豊かな景色を見に行くのが好きで、次は九州にも行ってみたいと思っています。
ー来日から、トクティーに入社するまでの経緯を教えてください。
来日後は、まず日本語を使う機会が多く、日本の働き方や常識も学べる環境を選び、地方のビジネスホテルでフロントスタッフとして約2年間働きました。
日本で暮らす中で、特に大変だったのは日本語でした。ベトナムで4年間勉強して、読み書きは問題なかったのですが、実際に会話をするとなると、発音も使い方も勉強してきたものとは違い、そのギャップに苦労しました。言葉だけでなく、海外から来て日本で働くこと自体が簡単ではないと実感する中で、同じような立場の外国人材をサポートする仕事がしたいと思うようになりました。
そんな中、求人サイトでトクティーを見つけ、ベトナム人の先輩が多く働いていることも知り、2025年7月に入社しました。入社後は、同じ言葉で、同じように日本語を学んできた先輩に、業務をはじめ色々なことを教えてもらえて、とても安心感がありました。
ー現在のお仕事の内容と、やりがい・難しさを感じる瞬間を教えてください。
コーディネーターとして、企業と求職者の方のマッチングを担当しています。面談や面接の日程調整、通訳、入社までのフォローのほか、送り出し機関と連携しながら、様々な課題の解決にも取り組んでいます。
難しいのは、企業と求職者の方、それぞれの立場や希望を調整することです。例えば、ビザが下りて来日するタイミングと、企業側の受け入れ準備のタイミングにズレが生じることがあります。そうした認識のズレが起きないように、状況を丁寧に確認しながら進めています。
それでも、ベトナムの方と日本の企業の架け橋として働けていることに、一番のやりがいを感じています。ずっとやりたかったことが、今まさにできているからです。
ートクティーに入社して成長したと感じること、仕事をする上で大切にしていることを教えてください。
日本語でのコミュニケーションの力が、大きく成長したと感じています。ホテルの仕事は、決まった流れに沿って対応することが中心でしたが、ここでは、毎日様々なケースに合わせて、日本語でやり取りする必要があります。
仕事で一番大切にしているのは、相手の立場に立つことです。自分の考えをただ伝えるのではなく、まず相手の話をしっかり聞いて、どんな状況にいるのかを理解してから一緒に解決策を考えるようにしています。
ー会社の雰囲気や、これから入社する方に伝えたいことを教えてください。
入社した時は、色々な国籍の方がいることに驚きましたが、私は違った環境に順応するのが得意なので、1週間ほどで慣れました。これまでこれだけ違った国の人たちと働くという機会はありませんでしたが、他の国の文化を知ることができて、とても勉強になりますし楽しいです。
トクティーに合うのは、人とコミュニケーションを取るのが好きな方だと思います。求職者の方や企業など、たくさんの関係者の話をしっかり聞いて、まとめられる方なら、きっと楽しめるはずです。友人に勧めるとしたら、日本で暮らす外国人を支えるというミッションを持ったやりがいのある会社だよ、と伝えますね。