2026/09/10

Staff interview – Huy#CS

明るさの奥にある強い芯で、同胞を支えるCS担当

休日はペットと過ごしたり、親戚の子供と遊ぶのが楽しみだという、明るく人懐っこい人柄が印象的なカスタマーサクセス担当のHuy Do Duc(フイ・ドー・ドック)さん。ただ、その明るさの奥には、揺るがない芯の強さがあります。
ベトナム北部・ナムディン(Nam Định)出身のフイさんは、大学時代に出会ったアニメをきっかけに日本語や日本文化への興味を深め、2023年4月に来日。「日本に来て頑張っているベトナムの同胞を支えたい」という一貫した思いを持って日々働いています。本記事では、その原動力となっている価値観や、トクティーでの刺激的な日々について語ってもらいました。

ー大切にしている言葉や、価値観を教えてください。

大切にしているのは、「自分の失敗を納得して受け入れられなければ、成長できない」ということです。子供の頃に読んだベトナム語版の『ドラえもん』の言葉に影響を受けて以来、大切にしている考え方です。
高校受験の時、第一志望の高校には合格したものの、目指していたクラスには届きませんでした。最初はやる気を失って、家から近い別の学校に変えようかとも考えたんです。実際、同じ状況だった友人は、そのまま諦めて地元に戻ってしまいました。
でも僕は、そこで諦めて逃げても後悔するだけだと気づいて、現実を受け止めて、そこから頑張ろうと決めました。踏みとどまって勉強を続けた結果、第一志望の大学に進学することができました。

ー日本語や日本文化に興味を持ったきっかけを教えてください。

きっかけは、高校の寮で出会った友人が勧めてくれたアニメ『クラナド』です。家族の日常や人間関係を描いた作品で、その内容にとても感動して、日本語にのめり込んでいきました。

ー来日した経緯と、来日後に苦労したことを教えてください。

日本にいた姉から、「とりあえず日本に来て勉強しながら、これからのことを考えればいい」と言ってもらい、2023年4月9日に来日しました。今でもよく覚えている、自分にとって記念日のような日付です。
大学では4年間日本語を専攻しましたし、来日時にJLPTのN2を持っていたのですが、大学で勉強していた期間はコロナ禍で日本人の先生がベトナムに来られず、先生は全員ベトナム人でした。文法などはしっかり学べたのですが、実際に会話する力はほとんど身につきませんでした。
来日してから一番苦労したのも、日常会話のヒアリングでした。銀行口座を開設する時も、窓口の方が何を言っているのか全く分からず、手続き完了まで何度も聞きにいかなければならず、2ヶ月もかかりました。

ートクティーに入社するまでの経緯を教えてください。

来日してすぐの手続きで感じた大変さを、他の人にも経験させたくないという思いから、外国人向けの仕事に就きたいと考えるようになりました。最初は技能実習生の通訳・生活サポートを行う会社に勤めました。
その後、「ベトナム人向けの仕事もありますよ」という人材紹介会社に転職したのですが、実際は日本人向けの人材紹介のサポート業務がメインでした。自分がやりたかったこととは違うと感じ、転職を決めました。
トクティーは、在籍しているベトナム人女性社員からの紹介で知りました。ホームページを見て、登録者数や実績がしっかり掲載されているのを見て、きちんとした会社だという印象を持ちました。当初から持ち続けていた「ベトナムの同胞の力になりたい」という思いを実現できるのはもちろん、もっと多くの人と関わりながら学び、成長したいとも思っていました。その両方が叶えられる環境だと感じ、入社を決めました。

ー現在のお仕事の内容を教えてください。

トクティーに入社して6ヶ月ほどになりますが、朝は候補者の方との面談日程の調整や面談そのもの、動画の撮影・アップロードを行っています。それに加えて、入社前の手続きを担当するコーディネーター業務と、入社後のサポートを行うカスタマーサクセス(CS)業務の両方を担当しています。

ー仕事をする上で大変なことや、大切にしていることを教えてください。

人と関わる仕事なので、どうしても自分と性格が合わない人もいます。それでも「合わないからやりたくない」というわけにはいきません。組織が大きくなるほど関わる人も増えるので、そこにどう向き合うかは大変なところだと思います。
そこで大切にしているのは、コミュニケーションです。国によって時間の感覚や仕事に対する考え方が違うのは当たり前のことなので、それを「違う」で終わらせず、なぜそうなのかという背景や習慣を理解しようとすることを心がけています。相手の立場に立って理解しようとすることが、結局は一番の近道だと思っています。

ートクティーにはどんな人が合っていると思いますか。

トクティーに向いているのは、コミュニケーションが取れる人、そして遠慮せず自分の意見を言える人だと思います。人に言われたことをやるだけでは、自分の仕事として成長していくのは難しいので。
例えば今ベトナムからの就業者を取り巻く環境は変わっています。円安やベトナムの経済成長、ビザ取得の厳格化などによって、以前のように「日本が一番」ではなくなってきているのです。だからこそ、私は今までのやり方に頼るのではなく、柔軟に新しい発想で対応していくことが大切だと思っています。どの分野でもそういった柔軟性を持っている人が入ってきてくれれば心強いですね。